当社のご提案するBEMSとは?
エネルギーを管理するシステムを総称してEMS(energy management system)と呼びます。
一般家庭のエネルギーを管理するのはHEMS、工場ならFEMS、地域全体ならCEMSです。
そしてBEMSはビルで使用するエネルギーを制御し、省電力を実現するシステムのことです。
ビル内では空調設備や照明のほか、OA機器の電力使用量も総計すると大きな値になります。
これらをモニタリングし、必要に応じて使用量を抑えるのがBEMSの目的です。
システムでは電力量や温度・湿度、室内の明るさなど、さまざまな種類の計測器を使用します。
これらをサーバーに接続し、状況を一元的に把握できるようにします。
また一定の条件を満たしたとき、自動的に制御する機能を備えています。
なかでもデマンドピークの制御は重要な機能のひとつです。
電力の使用量が契約電力の上限に近づいた際、自動的に空調や冷蔵設備等に信号を発信、
稼働を抑制することで、消費電力を抑えることができます。
無論、電力使用を一律でカットすることが目的ではありません。
温度センサーを用いて、夏場であれば最も冷えているエリア、冬場であれば最も暖かいエリアを自動検知して、そういったエリアを優先して制御を行います。
これにより、省エネルギーと快適性を常に両立することが可能となります。
快適性を保ちながら高レベルの省エネを実現する、
スマートビルディングに重要な役割を果たすシステムです。
エネルギーマネジメントシステムとは
EMS(Energy Management System)の主な機能